鹿角市議会 > 2001-12-04 >
平成13年第6回定例会(第1号12月 4日)

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  1. 鹿角市議会 2001-12-04
    平成13年第6回定例会(第1号12月 4日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    平成13年第6回定例会(第1号12月 4日)    平成13年12月4日(火)午前10時開会  開会  議長報告 第1 会議録署名議員の指名 第2 議会運営委員長報告 第3 会期の決定 第4 市長行政報告 第5 決算特別委員会審査報告     質疑 第6 報告事件の審議     討論、採決 第7 議案の上程     説明、質疑、討論、採決      諮問第2号     説明、質疑      議案第76号から議案第82号まで 第8 議案及び請願・陳情の付託  散会 ─────────────────────────────────────────────
    本日の会議に付した事件  1 会議録署名議員の指名  2 議会運営委員長報告  3 会期の決定  4 市長行政報告  5 決算特別委員会審査報告  6 報告事件の審議     認定第2号     認定第3号     認定第4号から認定第10号まで  7 議案の上程     諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて     議案第76号 鹿角市議会議員及び鹿角市長の選挙における選挙運動用自動車の            使用の公営及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の            一部改正について     議案第77号 大湯ストーンサークル館条例の制定について     議案第78号 鹿角市下水道条例の一部改正について     議案第79号 平成13年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)     議案第80号 平成13年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第81号 平成13年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第82号 平成13年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)  8 議案及び請願・陳情の付託 ────────────────────────────────────────── 出席議員(24名)       1番  宮 野 和 秀 君     2番  成 田 尚 平 君       3番  小田切 康 人 君     4番  大 里 恭 司 君       5番  栁 舘 一 郎 君     6番  阿 部 博 文 君       7番  髙 杉 正 美 君     8番  田 村 富 男 君       9番  岩 船 正 記 君    10番  黒 澤 一 夫 君      11番  石 川 幸 美 君    12番  石 川   徹 君      13番  米 田 健 一 君    14番  村 木 繁 夫 君      15番  阿 部 節 雄 君    16番  児 玉 政 芳 君      17番  齋 藤 啓 一 君    18番  豊 田 重 美 君      19番  勝 又 幹 雄 君    20番  佐 藤   一 君      21番  中 西 日出男 君    22番  奈 良 喜三郎 君      23番  阿 部 邦 宏 君    24番  阿 部 佐太郎 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員 事務局長  舘 洞 正 明 君    主席事務局長補佐  佐 藤 國 雄 君 主  査  菅 原   勤 君    主      査  田 口 善 浩 君 主  事  小田嶋 真 人 君 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市    長    佐 藤 洋 輔 君    助    役   三 村 陽 一 君 収 入 役     大 里 博 志 君    教 育 長    織 田 育 生 君 代表監査委員    田 中 正 美 君    総務部長     畠 山 修 三 君 市民福祉部長    石 坂 光 男 君    産業振興部長   工 藤 利 榮 君 都市建設部長    田 村 秀 一 君    上下水道部長   石 川 孝 男 君 総務部付部長待遇  児 玉 弘 志 君    教育次長     湯 澤   勉 君 総務部次長     三ケ田 徳 雄 君    市民福祉部次長  和井内 貞 光 君 産業振興部次長   児 玉   一 君    上下水道部次長  渡 邊   正 君 総務課長      石 井 富士雄 君    財政課長     高 田 幸 良 君 農業委員会事務局長 武 藤 隆 介 君 ○議会事務局長(舘洞正明君) ただいままでの出席議員数をご報告申し上げます。出席24名であります。したがいまして、会議開会の定足数に達しております。終わります。     午前10時01分 開会 ○議長(大里恭司君) ただいま報告ありましたように、議員定数の半数以上が出席されておりますので会議は成立いたします。よって、第6回市議会定例会を開会いたします。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇─────────────────────     議長報告 ○議長(大里恭司君) これより議長報告をいたします。  監査委員より例月出納検査書が地方自治法第235条の2第3項の規定により提出されております。  次に、11月27日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、第5回市議会定例会において可決されました意見書2件につきましては、関係行政庁へ提出いたしておりますのでご了承願います。  また、同定例会において採択し、市長送付いたしました請願2件の処理の経過及び結果につきましては、別紙のとおり報告がなされております。  次に、9月20日から12月3日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者につきましては、別紙のとおりであります。  以上をもちまして、議長報告を終わります。 ──────────────────────〇─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大里恭司君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、10番黒澤一夫君、11番石川幸美君を指名いたします。 ──────────────────────〇─────────────────────     日程第2 議会運営委員長報告 ○議長(大里恭司君) 次に、日程第2、議会運営委員長の報告を受けます。  本定例会の会期及び議事日程の作成に当たり、11月27日に議会運営委員会を開催しておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。  議会運営委員長、阿部邦宏君。     (議会運営委員長 阿部邦宏君 登壇) ○議会運営委員長(阿部邦宏君) 私から、平成13年第6回鹿角市議会定例会にかかわる議会運営委員会を、去る11月27日に開催しておりますので、その結果についてご報告申し上げます。  お手元に会期議事日程表をお配りしておりますので、ごらんいただきたいと思います。  まず、会期でございますが、本日12月4日から12月20日までの17日間としております。  次に、議事日程でございますが、本日12月4日が本会議、議事日程第1号により進めてまいります。なお、本日は、閉会中に審査されました決算特別委員会の審査報告を受けます。  12月5日から12月11日までの7日間は、議案調査及び休日のため休会となります。  12月12日、13日の両日は一般質問となり、議事日程第2号及び第3号により進めてまいります。  12月14日、17日及び18日の3日間は、付託事件の審査のため常任委員会としております。  12月15日、16日の両日は休日のため、また12月19日は事務整理のため休会となります。  12月20日は最終日でありますが、本会議、議事日程第4号により進めてまいります。なお、最終日には、当局から追加議案が提出される予定となっております。  以上の会期、議事日程により進めてまいりたいと思いますので、何分のご協力のほどをお願い申し上げまして報告を終わります。 ○議長(大里恭司君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ないものと認めます。よって、議会運営委員長の報告を終わります。     (議会運営委員長 阿部邦宏君 降壇) ──────────────────────〇─────────────────────     日程第3 会期の決定 ○議長(大里恭司君) 次に、日程第3、会期の決定を行います。  お諮りいたします。本定例会の会期は、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、本日より12月20日までの17日間と決定したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(大里恭司君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。 ──────────────────────〇─────────────────────     日程第4 市長行政報告 ○議長(大里恭司君) 次に、日程第4、市長の行政報告を受けます。市長。     (市長 佐藤洋輔君 登壇) ○市長(佐藤洋輔君) 平成13年第6回定例市議会が開催されるに当たり、提出議案の説明に先立ち、諸般の報告を申し上げます。  初めに、経済情勢と財政運営についてでありますが、我が国の経済は海外経済の減速、とりわけ情報関連の需要低迷を背景に輸出の減少が続いており、設備投資も引き続き減少傾向にあります。電子部品などで在庫の過剰感が強いこともあって工業生産は大幅な減少が続いており、この影響が雇用、所得面を通じて、個人消費にも及んでいるとされております。また、企業収益は製造業を中心に悪化しており、完全失業率がこれまでにない高さに上昇しているほか、労働時間の減少が続いております。  また、県内の経済状況においても、輸出の減少や国内向け情報通信関連需要の落ち込みを反映して、電気機械を中心とした製造業における大幅な減産体制の継続が雇用面に大きな影響を与えているほか、個人消費も衣料品販売の不振などから、大型店においても前年比マイナスになるなど、一段と激しさを増しております。  本市においても電子部品などの生産面や雇用情勢が引き続き悪化が続いているなど、景気は依然として後退が続いております。6月から11月までの民間の住宅着工数については、件数、面積ともに前年を下回る結果となっており、土木工事においては公共工事の受注はあるものの、民間工事が振るわないことから、受注競争が激化している状況にございます。また、個人住宅着工数の低迷などから、製材業においても厳しい生産水準が続いております。地元商店街においては、秋物衣料が不振であったほか、家電品も携帯電話関連を除いて売上が大幅に低迷しており、食料品においても不況による売上減少に加え、大型店や安売り店などへの顧客流出により、減収、減益の状況にあります。  雇用面では、管内の電気機器製造業での大量離職者の発生により新規求職者数が大幅に増加したことから、10月の有効求人倍率は0.31倍となっております。新規求人数は、対前年同月比で増加している業種はあるものの、全体では依然として低調であります。  また、財政運営においては、政府は「今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」に基づき、構造改革の道筋を示す改革工程表を取りまとめ、さらに迅速に遂行すべく、新産業の創出や雇用面でのセーフティネットの充実などを柱とした改革選考プログラムを決定し、13年度補正予算を国会に提出したところであります。本市においても、14年度に予定しておりました事業の前倒しなど、可能な限りの地域経済対策を実施すべく、12月補正予算を編成したところであります。  次に、鹿角経済戦略会議についてでありますが、議会からも多くの関心を寄せていただいたこの組織も、約1年余りの活動期間を終え、9月20日の会議をもちましてその役目を終えたところであります。市民所得の向上、市民力の回復、地域経済基盤の立て直しなど大きなテーマに沿って議論を重ねていただき、時には一般市民の参加を得ながら、経済再生の糸口を探ってきたものであります。最終会議での提言事項の集約の後、去る10月15日に戦略会議正副委員長から、私に対して報告書が提出されております。会議からは、基本戦略並びに戦術を初め、数多くの提言を受けておりますが、提言を受けた側としては、これからが本当の意味での正念場を迎えることとなり、現在、庁内各課並びに関係団体と連携しながら、すべての提言事項の実現可能性等について検証しているところであります。提言の中には、議会からのご示唆とご理解を得て、既に実践しているものもありますが、機動性を持って迅速に対応するという私の政治姿勢のもとに、鹿角学・共動の理念に沿い、1人でも多くの市民、団体、企業が意識を共有し、地域経済再生に活路が見出せるよう積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、国際交流についてでありますが、これまで7年間の交流を経て、昨年11月、本市と友好都市提携を締結いたしております中国武威市人民政府が、中国国務院の政策により地方行政組織改革が行われ、2001年7月27日をもって涼州区人民政府に改組・改称となり、これに伴う人民代表大会において新しい区長が選出され、就任いたしております。なお、今年10月に予定されておりました本市訪問が、行政組織が円滑に運営される来年度まで延期となっております。  次に、鹿角組合総合病院の建設についてでありますが、今年6月に着工された敷地造成工事は順調に進められており、現在は排水路整備を含めた全体計画に対し約80%の進捗状況と伺っております。当該病院の早期建設については、これまで小坂町、かづの農協とともに、病院設置者であります秋田県厚生連に積極的な働きかけをしてまいりましたが、去る10月16日の陳情時においては、敷地造成完成後の14年度中に基本設計並びに実施設計を行い、15年度建設着工の計画で進めるとの回答がなされております。また、秋田県は、厚生連病院を県立病院的な位置づけとして、地域医療体制の充実を図る観点から、早期の改築・整備が必要とし、補助体系の拡充を基本に検討中とのことであることから、知事に対しても早期建設のため支援を要請してきたところであります。本市としては、県厚生連が示した15年度着工を確たるものにするために、引き続き厚生連と連携のもとに、圏域自治体として的確な対応をしてまいりたいと考えております。  次に農業関係でありますが、水稲の作柄は、7月末から8月中旬までやませの影響を強く受けたほか、いもち病の発生やカメムシ、青未熟等で収量が心配されましたが、作況指数は県北地域で102の「やや良」と発表されており、県平均の101の「平年並み」を上回っております。また、自主流通米の出荷状況は、計画出荷数量18万4,157俵に対し、10月31日現在であきたこまちを主体に17万1,944.5俵が出荷されております。等級別では、1等米比率が96.1%で、県平均の86.8%を大きく上回っております。  生産調整につきましては、米の過剰な持ち越しの減少を確実にするため、緊急総合米対策において、従来分1,195ヘクタールに加え、緊急拡大分113ヘクタールの生産調整が配分されましたが、農家の意向調査や地域内調整を積極的に推進した結果、1,342ヘクタールの確認面積となり、達成率は102.6%となっております。これに伴うとも補償には、稲作農家の93.3%、3,494戸の農家が参加され、2億1,000万円余りのとも補償金が年末をめどに対象農家に交付される予定になっております。また、先月22日、秋田県へ平成14年度分の米の作付面積と生産調整目標面積が配分されましたが、今年度同規模の4万1,282ヘクタールとなっております。新たな配分方式により、生産調整目標率の市町村格差が5.9ポイントまで縮小され、本市には今年度より63ヘクタール少ない1,245ヘクタールが配分されており、転作率32.6%で、今年度より1.7ポイントの減となっております。  主要野菜につきましては、10月31日現在の夏秋キュウリの出荷量は2,520トン、夏秋トマトが825トンで、販売額は昨年を若干下回っております。  リンゴの果実肥大は4月の降霜害等が要因で、いずれの品種も平年対比92%から99%と、やや小玉であり、結実したものの、果軸短やさび病等により不完全な果実が多かったことから、生産量は例年より少ない状況となっております。既に収穫された品種は、他県が豊作傾向にあるため、出荷調整をしておりますが、主力品種である「ふじ」の今後の出荷量と市場価格を注視しているところでございます。  降霜害につきましては、10月22日から24日に実施した果樹山地緊急支援対策事業の申告作業の結果を踏まえ、県に変更申請しておりますが、事業対象面積は257ヘクタール、対象戸数は480戸、事業費は7,615万6,000円で、果樹農家等に対する助成は3,286万9,000円となっており、果樹農家にとりましても、来年以降の安定生産と生産意欲の増進が図られるものと考えております。なお、この補助金は、12月下旬までには事業対象農家に交付する予定になっております。また、この降霜害の被害にかかわる資金に対する利子助成を12月補正予算に計上いたしております。  葉たばこにつきましては、収穫最盛期は例年よりややおくれましたが、その後の乾燥作業が順調に推移したことから、作柄は「ほぼ平年並み」となっております。  畜産につきましては、今年度の放牧が去る10月31日で終了しており、4牧野で放牧した農家戸数、頭数ともに昨年より若干の減少となっております。  鹿角家畜市場における秋季子牛市場実績によりますと、黒毛和種では成立頭数は微減となり、平均取引価格は前年より約23%減の22万1,000円となっております。一方、日本短角種は成立頭数が22%以上の減少となり、平均取引価格は対前年度30%減の8万3,000円となっております。取引の総額は3,201万5,000円で、昨年より1,063万5,000円の減少となっております。  9月に発生した、いわゆる狂牛病問題につきましては、去る10月1日の秋田県の安全宣言、10月18日の国の安全宣言を受けまして、学校給食における牛肉使用再開の動きが徐々に見受けられますが、牛肉等の消費の落ち込み、価格の低迷は依然として続いている状況にあります。本市といたしましても、10月16日発行の広報に、鹿角産牛肉・乳製品の安全性をPRする記事を掲載するなど、市内外の消費の回復に向けた対策を実施しているところであります。  農業関係イベントにつきましては、去る9月30日、農業祭を発展的に引き継いだ、第1回鹿角市産業祭「『十八の里あんとら鹿角』産業まつり」を、農林業と商工業が一体となって開催し、盛会裏に終了いたしております。また、秋の食の交流まつりを去る11月2日、3日の両日、東京恵比寿の鹿角ピア前で開催したところ、展示即売では時世を反映して野菜やリンゴ等が人気を集め、首都圏在住の本市出身者を初め、地元住民やサラリーマンなど2,000人余りが来場し、交流を深めることができました。  農業用廃プラスチックの処理につきましては、「鹿角農業用廃プラスチック適正処理推進協議会を開催するとともに、収集を2回実施しておりますが、その収集量は16.7トンで、そのうち本市分は、82%に当たる13.7トンを112戸の農家から収集いたしております。種類別では、ビニールが12.1トン、次いで育苗箱、肥料袋、反射シートの順になっており、今後も環境に配慮した取り組みを継続してまいります。  小豆沢地区農業集落排水事業につきましては、4カ年計画の最終年度に当たり、現在発注している約9,000万円の施設整備、管路等敷設工事をもってすべての工事が完了いたします。なお、去る11月18日、小豆沢自治会主催による汚水処理センターの竣工式が挙行されております。また、花輪、芦名沢ほ場整備事業を初めとする県営土地改良事業につきましては、本年度の工事はすべて発注されており、総額では4億1,000万円となっております。  次に、商工関係についてでありますが、先ほども若干触れましたが、鹿角管内の有効求人倍率につきましては、9月に入り再び減少に転じ、9月は0.34倍、10月は0.31倍となっております。鹿角管内の企業は、依然、受注の落ち込み等により生産の縮小を余儀なくされ、雇用調整等も行われるなど、雇用環境は厳しい状況が続いております。このような状況に対処するため、10月15日には、私を本部長とする鹿角市緊急雇用支援対策本部を設置し、緊急の対応が必要である離職者対策等について協議を重ねております。また、新規高卒者の就職希望及び就職内定状況につきましては、10月末現在の集計によりますと、来春の鹿角3高校等の就職希望者は、県内希望82人、県外希望81人で合計163人となっております。内定状況は、県内就職内定者37人で内定率45.1%、県外就職内定者は62人で内定率76.5%となっておりますが、これは前年の同時期と比較いたしますと、県内就職内定率は21.2ポイントの減少、県外就職内定率は1.2ポイントの増加となっております。県内と県外を合わせた内定率は60.7%と、全県平均の44.2%を相当上回っておりますが、まだ内定しない就職希望者が早急に内定するよう、関係機関と一体となって努めてまいります。  次に、観光関係についてでありますが、本市観光客の入り込みの推移を見ますと、個人消費の足踏み状態と観光ニーズの多様化により依然として厳しい状況が続いている中で、1月から9月までの入り込みは昨年比約1.3%の減少となっておりますが、観光シーズンに入る4月から見ますと、昨年比約6.2%の増加となっております。観光施設・宿泊施設等につきましては、ほぼ横ばい傾向となっております。鹿角の紅葉シーズンは、例年とほぼ同じ時期に始まりましたが、八幡平頂上では、10月の連休時には一時渋滞となるなどの混雑ぶりも見られましたが、観光客はほぼ平年並みに推移いたしております。また、去る9月14日から約1カ月間にわたり、平成13年度鹿角市観光まるごとウィークスを開催し、主要事業については好天に恵まれ、参加者及び農産物等を中心とした物産等の売上もおおむね順調に推移するなど、市内のみならず周辺市町村の誘客促進にも効果があったものと推察いたしております。また、今年度初めての企画といたしまして、花輪郵便局のご協力を得て、大阪中央郵便局において11月27日から29日までの3日間、十和田・八幡平ふるさと物産展を開催し、鹿角地域の食、温泉、自然などの観光物産の宣伝及び販売を行っており、今後、関西圏からの観光客の増加を期待するものであります。  次に、建設関係についてでありますが、公共土木施設災害復旧事業につきましては、八幡平地域の集中豪雨による河川豪雨災害として3カ所を申請しておりましたが、先般921万8,000円の査定を受け、現在工事を発注いたしております。工事発注状況につきましては、11月末現在、都市建設部関連で84%、産業振興部関連で80%、上下水道部関連で94%、全体では86%で発注額は31億7,400万円となっております。また、除雪につきましては、12月10日から来年3月25日までの契約期間で、延長550.06キロメートルを、市保有と業者委託合わせて79台で行うことになりますが、冬期間における交通の安全性と快適性を確保するため、市民のご協力を得ながら万全を期してまいります。  次に、高井田公営住宅建設事業についてでありますが、平成13年度分の11棟22戸につきましては、去る11月30日に完成しており、計画した住宅建設事業のうち、集会所建設及び外構整備工事を残し、住宅50戸すべての建設が終了いたしております。入居者につきましては、特定入居者の17戸を除き、残りの33戸について一般公募により入居希望者を募り、去る10月28日に抽選会を行い、全50戸の入居者を決定いたしております。完成した住宅への入居状況につきましては、さきに完成している28戸については10月20日から入居を開始しており、残り22戸についても12月14日から入居できるように進めております。  次に、福祉関係についてでありますが、本年11月30日をもって一斉改選となりました民生委員・児童委員及び主任児童委員につきましては、厚生労働大臣並びに秋田県知事の委嘱状を12月6日に伝達いたしますが、国の配置基準見直しなどにより、民生委員・児童委員が1人増員の116人、主任児童委員が2人増員の9人、計125人の委嘱となります。このうち、再任者は97人、新任は28人となっております。  介護保険につきましては、介護サービスの提供現場に出向いて介護サービスに対する疑問、不満、不安の解消と苦情の未然防止を図るため、利用者と事業者の橋渡しを行う介護相談員2人を11月1日付で委嘱いたしております。  次に、教育関係についてでありますが、若者たちの夢とアイデアと実践力を生かした社会参加活動を支援する「かづの青年ドリーム支援事業」は、最終的に7団体が決定し、そのうちこれまで4団体がそれぞれ工夫を凝らした事業の展開を行い、青年たちの連携による地域づくりの第一歩をスタートさせております。残る3団体につきましては、冬の鹿角のPR効果をねらいとしたスポーツイベントやミュージックコンサートなどが計画されており、本番に向け、その準備を進めているところであります。  次に、花壇コンクールについてでありますが、さきの第38回全国花いっぱいコンクールにおいて、審査対象820団体のうち14団体が受賞しておりますが、本市から大久保婦人会が毎日新聞社賞を受賞いたしております。  次に、花輪スキー場ミニジャンプ台についてでありますが、秋田県の補助を受け8月2日に着工いたしました工事も10月24日に完成し、去る11月4日、地元鹿角ジャンプ少年団を初め、秋田県内はもとより、遠くは北海道、岩手県の選手を迎え、完成記念大会を開催いたしております。  次に、12月補正予算の概要についてでありますが、今回の一般会計補正予算は、総合福祉センター建設に向けた保育園実施設計委託料、定住化促進事業として下川原分譲地入居者に対する補助金、小中学校の教科書改訂関連経費の計上のほか、私立保育園保育委託料、融雪期の道路維持費、除雪経費の追加を主として編成いたしております。さらに、14年度事業からの前倒しとして国の補正予算の追加による末広小学校体育館建設費の追加のほか、地域経済活性化のため市単独事業として前倒しをする農業用施設整備、市単独道路整備、公園施設整備、小中学校施設及び備品整備、体育施設整備、パソコン導入関連経費等、市緊急経済対策事業として繰越明許費4億4,237万4,000円を設定いたしております。また、霜被害による被害農家の制度資金借り入れに対する利子補給について債務負担行為を設定しております。その結果、補正額は5億5,702万円の追加となり、補正後の総額は186億1,330万1,000円となっております。これは、前年同期に比較し総額で12億7,433万円、率にして7.3%の増となります。補正財源につきましては、国庫及び県支出金、基金繰入金、市債等の特定財源のほか、地方交付税や繰越金を充当しております。  特別会計につきましては、介護保険事業特別会計、下水道事業特別会計、上水道事業会計の3会計で予算の補正をいたしております。主な事業として、介護保険事業特別会計では居宅介護サービス給付費等の追加、下水道事業特別会計では消費税還付金の減額、上水道事業会計では市道改良関連、県の砂防工事関連工事費等の追加を行っております。  本定例会には、人権擁護委員候補者推薦に関する諮問案件1件、条例案件3件、補正予算案件4件、合わせて8件のご審議をお願いいたしております。  なお、本会期中に、人事院勧告に伴う給与改定に関連する条例改正案件と、これにかかわる補正予算案件を追加提案させていただきたいと考えております。  また、平成19年に開催される第62回国民体育大会の卓球競技につきましては、さきにお願いいたしておりますが、ご決議くださいますようよろしくお願い申し上げます。  詳細につきましては、それぞれの担当部長から説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、行政報告といたします。     (市長 佐藤洋輔君 降壇) ○議長(大里恭司君) 市長の行政報告を終わります。 ──────────────────────〇─────────────────────     日程第5 決算特別委員会審査報告 ○議長(大里恭司君) 次に、日程第5、決算特別委員会に付託いたしました認定第2号から認定第10号までの9件にかかわる審査の経過並びに結果について、委員長の報告を受けます。決算特別委員長、米田健一君。     (決算特別委員長 米田健一君 登壇) ○決算特別委員長(米田健一君) 私から、去る9月19日の本会議において当決算特別委員会に付託されました認定第2号から認定第10号までの9件について、その審査の経過と結果をご報告いたします。  審査に当たりましては、各会計にかかわる歳入歳出決算書及び事項別明細書、並びに主要事業執行実績報告書、監査委員の審査意見書を照らし合わせ、慎重に審査いたしております。  まず、収入役から平成12年度一般会計及び各特別会計決算概要の説明がなされましたが、委員からは、平成12年度当初予算は骨格予算であり、その後補正を行いながら調整を図ってきているものであるが、それにもかかわらず多額の不用額を生じていることについて、減額補正を行うなどの基本的な考え方についてただしております。これに対し、予算の編成時期が前年度となることから、実際の予算執行とは年度にずれが生じ、さらには社会情勢の変化をも見据え予算調整をしているが、不用額については昨年度に比べ減少しており、一般的財政規模からして3~5%以内が望ましいとされ、平成12年度は4.4%であることから、その範囲内と考えている。また、不用額については、いわゆる予算消化をするのではなく、剰余金については年度末において、今後の財政運営を見込みながら基金に積み立てをするものであるとの答弁がなされております。  以下、付託の順に従いご報告いたします。  初めに、認定第2号平成12年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  まず、歳入について申し上げます。  1款市税について、収入未済額の特徴及び徴収対策についてただしております。これに対し、景気の低迷による雇用問題等さまざまな要因が重なり、収入未済額は増加傾向にあり、個人市民税においては特別徴収が不可能な給与所得者や小売業及び建設関係の自営業者、法人市民税においては売上減少による倒産や破産、固定資産税においては経営不振によるホテル、旅館業関係が増加の傾向にあるものである。徴収対策については、鹿角市のみならず秋田県を含め、県内各市町村でも徴収率の低下が顕著なことから、全県一体となった取り組みのほか、県内の税務署単位に収納対策会議を設け、互いに協力し合いながら取り組んでおり、また個人の事情に即した納税相談を行いながら、完納まで努力してまいりたいとの答弁がなされております。  次に、11款使用料及び手数料について、公共施設における使用料の受益者負担についての基本的な考え方についてただしております。これに対し、公共施設の使用料については、本来すべてを受益者負担とすることが原則であり、行政改革でも取り組んでいる状況下にあるが、施設の利用頻度から見てもばらつきがあるのは否めず、公共施設における低利用施設の利用拡大と適正な管理運営については見直しが進んでいないことから、昨年度に引き続き検討課題として取り組んでまいりたいとの答弁がなされております。このことについてはさらに、受益者負担の指針をきちんと立て、市民にとって適正な負担となるよう見直しをされたいとの要望が出されております。  次に、本会計歳入全体にかかわる意見を申し上げます。  本市の自主財源である市税等の収入未済額及び不納欠損額は例年に比べ増加しており、特に自主財源比率の低い本市において、事業推進の原資でもある市税の減少は、事業の遂行に支障を来すものである。なお、今後も国内及び本市の経済低迷が引き続き予想されることから、市民所得向上に結びつく市独自の政策、特に当市の主要産業、観光産業等にはさらなる活性化政策を積極的に展開し、収納率向上について一層の努力をされたいとの意見が述べられております。  次に、歳出について申し上げます。  まず、2款総務費についてでありますが、人事管理費における職員研修事業についての派遣基準及び人材育成についての考え方、並びに職員の健康管理に対する対応の仕方についてただしております。これに対し、派遣基準はそれぞれ各研修ごとにきちんと設けており、研修期間が長期にわたる自治大学校研修及び東北6県市町村中堅職員研修並びに秋田県市町村課研修などについては、義務的に研修を受けるのではなく、みずから進んで研修を受けたいという意欲の高い職員からレポートの提出を求め、派遣しているものである。また、職員研修は自己啓発でもあり、研修成果を地域に還元することを強く指導しているものであるとの答弁がなされましたが、人材育成は急務であり、職員に対し研修の機会をふやすなどの配慮をされたいとの要望が出されております。健康管理面については、産業医を委嘱しての職員の健康講座を開設し、研修会や個人面談の実施を行うなど機会あるごとに明るい職場、相談しあえる職場を醸し出すよう啓蒙しているものであるとの答弁がなされております。  なお、2款総務費においては次のような意見が出されております。  まず、地図情報のデータベース化については、行政の簡素化・効率化を推進するものであり、都市計画、農地、森林、固定資産台帳、上下水道管の経路等土地に関するあらゆる行為の基礎となることから、にぎわいのあるまちづくりのためにも、庁舎内で一体的管理運用ができるよう早急に実施されたい。  また、JR東日本花輪線整備促進期成同盟会負担金に関連し、沿線の安全対策について、強力にJR側と協議されたいとの意見が述べられております。  次に、3款民生費について申し上げます。  地方分権一括法によって国民年金が国の直接執行事務となることにより、市が取り扱ってきた事務がいつからどのように変化するのか、国と市との関係は今後どのようになるのかただしております。これに対し、平成14年4月1日から国が直接行う事務となり、被保険者名簿を管理し収納事務を行うことから、保険料は口座振替や直接銀行等の窓口で納めることになる。したがって、これまで市が取り扱ってきた印紙取り扱い事務や納付組織もなくなり、国民年金委員や年金推進委員制度もなくなる。今後の市の事務はまだ定かではないが、納付の促進事務や納付にかかわる調査等があると思われる。また、納付記録がないことから、照会等について被保険者が直接相談会場や社会保険事務所に出向かなければならないと思われるので、円滑な事務遂行のため国との良好な協力連携のもとに、市民が不利益を生ずることがないよう努めてまいりたいとの答弁がなされております。  次に、4款衛生費について申し上げます。  市内における中核的医療施設である鹿角組合総合病院の敷地造成が進んでいるが、建設時期がいつになるのか明確でないことから、その見通しについてただしております。これに対し、市民が期待している鹿角組合総合病院の早期着工については、厚生連会長、県知事にお願いしてきたところである。以前は、場所が決まれば着工という形であったが、建設場所の選定等で手間取っているうちによその病院が建設運動を展開するなど、非常に厳しい状況になってきていると聞いている。いずれにしても、建物が老朽化しており、敷地の狭さから駐車場もないなど、環境衛生も非常に悪いので、行政としても早期の建設に全力を挙げて努力しなければならないと認識しているとの答弁がなされております。委員からは、建設にめどがつかないと市の財政運営にも支障が起きてくると思われることから、早期建設されるよう関係機関に働きかけをされたいとの意見が述べられております。  次に、5款労働費について申し上げます。  中小企業勤労者生活資金貸付資金に関連し、すべてにおいて使用目的に適合しているものかただしております。これに対し、この事業は市単独事業として50万円を限度に貸し付けする制度であり、これまでの貸し付けについては、すべてにおいて要件に該当し、適正な処理がなされているものと認識しているとの答弁がなされております。このことについてはさらに、貸し付け要件との整合性について、事後確認等は行っているものかただしております。これに対し、申し込みの段階で適正と判断されたものについては、特にその後の追跡調査等は行っていない実情にある。当該資金については、年々申し込みが少なくなっている現状と低金利時代の趨勢から、今後は他の融資制度に変更することも含め検討しているとの答弁がなされております。委員からは、簡易に借り入れができるというメリットがある反面、目的外使用の懸念から、貸し付けについては、追跡調査等も含めた形で適宜執行されたいとの意見が述べられております。  次に、第6款農林水産業費について申し上げます。  まず、土地改良区の統合についての話し合いがなされているやに聞いているが、個々の財産の引き継ぎ方法など、項目ごとに確認がされているのかただしております。これに対し、協議会において統合の話し合いはなされているが、個々具体的な内容には至っていない実情にあるので、さらに改良区相互間で協議を深めていただきながら、統合に向けて進めていきたいとの答弁がなされております。  次に、地域と共生する鹿角農業推進条例に規定されている地域農業政策審議会が開催されていないようであるが、農業構造改革に取り組む意気込みと実際の政策に隔たりがあるのではないかただしております。これに対し、この審議会のあり方については、条例の中でどういう役割を果たすべきか、もう一度原点に立ち返り検討していきたいとの答弁がなされております。委員からは、政策の条例はつくられたが、実際の政策展開がなされておらないことに対し、大いに反省するとともに、今後の具体的な取り組み等方針を明らかにしていくよう意見が述べられております。  次に、家畜排せつ物処理における環境問題について、市としての取り組みについてただしております。これに対し、現在家畜排せつ物法の改正に伴い、家畜排せつ物の野積みはできなくなっているため、一部家畜の堆肥処理施設に対する補助金を助成しており、その他についても何らかの形で環境整備を講ずるよう法律上でも規定されている。しかしながら、臭気等については実態把握が難しい実情にあり、特に地域との密接な関係にも配慮していかなければならないという視点から、行政としての指導監督はもちろん、経営者と地域の相互理解のもとに改善策を模索していくなど地道な取り組みが必要であるとの答弁がなされております。委員からは、臭気等の問題は長年の課題ともなっていると思うが、昨今のすぐれた機材を用いることで、より具体的な現状分析が可能となることから、今後はそういった調査方法も取り入れ、対処していく必要があるのではないかとの意見が述べられております。  次に、7款商工費について申し上げます。  まず、商工会の合併動向についてただしております。これに対し、商工会では協議会を設立し、さまざまな課題について検討している段階であり、できれば平成15年度をめどに合併したいという方向で進められているとの答弁がなされております。  次に、緊急雇用対策事業等に関連し、リストラ等離職者の状況を踏まえ、行政としての対応策についてただしております。これに対し、依然として厳しい雇用情勢の実態にかんがみ、市としても商工課を中心に庁内一体となった体制で、国の政策とのすき間を補うべく、若年層をターゲットにした雇用創出対策を早急に進めてきたが、市議会特別委員会からの提言もいただき、ここに緊急雇用支援対策本部を設置しながら、万難を排して雇用創出に取り組むものであるとの答弁がなされております。委員からは、当市の農業、観光を初めとする各産業の後退は、リストラ等離職者問題を抱え、雇用創出を進めていこうとする政策に対し、加速度的な影響を与えかねないものでもあり、全職員一丸となって背水の陣をしき臨んでいただきたいとの意見が述べられております。  次に、8款土木費について申し上げます。  まず、住宅建設事業費について、高井田地区公営住宅建設地にかかわる用地測量費に関連し、当該面積すべてについて私有地として登記されているものかただしております。これに対し、当該面積のうち個人から買収した土地については、すべて市有地として登記されているが、開発行為上の国有地についての移譲事務は現在進めているため、まだ未登記となっている状況であるとの答弁がなされております。  次に、大湯の黒森山へ至る市道については、狭隘であることから、拡幅改良の計画の有無について、また今年度においても本路線の除雪を実施するものかただしております。これに対し、本路線の道路改良については、2階建てバスなどの大型バスが通行できるように拡幅改良などをする整備計画はないが、通常の道路整備の中で十分配慮してまいりたいと考えている。また、除雪については、昨年に引き続き継続して対応することで計画しているとの答弁がなされております。  次に、10款教育費について申し上げます。  まず、すこやか子育てプランに関連し、保育事業は積極的に一体化事業の計画があり、職員の委託を含め、民営化を考えていると聞いている。教育委員会としては、基本計画の中に八幡平子ども未来創造センターという構想があるが、幼・保一体型を検討しているか。また、福祉教育部門の双方で一定の統一見解を立てながら進めていくのかただしております。これに対し、教育委員会として、幼稚園の民営化等については具体的に検討していないが、今後計画の中にある幼・保一体型という形に進む段階で、関係部局と協議してまいりたいとの答弁がなされております。委員からは、福祉部門だけが進行しては、幼・保一体型のバランスがとれないため、関係部局からなる協議機関を設置し、一体的に進められたいとの意見が述べられております。  次に、今年度に完成する(仮称)体験学習館に関連し、本施設は単なる教育施設にとどまらず、観光面においても誘客の可能な施設であると思われるが、平成14年4月の開館予定に向けた情報を全国に発信するなど、本市の活性化に結びつけるため、教育委員会と観光課との話し合いが行われているものか、またその必要性を感じているのかただしております。これに対し、現在、施設の具体的な運用の方法について協議している段階であるが、この施設は教育財産であると同時に、期待できる観光資源でもあると考えており、早い時期から広く宣伝し、観光客が関心を持って来ていただけるよう、関係部局とその方法について協議してまいりたいとの答弁がなされております。  次に、12款公債費について申し上げます。  公債費の繰り上げ償還にかかわる償還利息の状況についてただしております。これに対し、7%以上の高貸し付け利率のものは政府資金だけであり、国の指導を受けながら繰り上げ償還をしているものであるが、銀行資金等の繰り上げ償還についても十分に協議をしながら取り組んでまいりたいとの答弁がなされております。  次に、本会計歳出全体に対する意見、要望が述べられておりますので、これを集約して申し上げます。  まず、今後の財政の運営については、限られた予算を全体にまぶしていくのであれば、弾力性のある運用とは思えない面もあるため、例えば二、三年は産業経済分野に投資する比率を高くするなど、どこかにめり張りをつけた財政運営をしていただきたいとの意見が述べられております。  また、景気後退の折、真に市民が必要とする事業、市民が安心して暮らせる雇用拡大、所得向上のための政策は喫緊の課題となっているが、今行政に求められていることは、基本として市民の安全と財産を守ることであり、高度情報化する社会においてどのような公共政策を実施できるかという能力であることから、住民サービスを第一義として、落ち込みのないさらなる政策事業の創出を要望するとの意見が述べられております。さらに、職員が一丸となって行財政改革を推進し、より一層の経費削減と合理化を図るなど、健全な財政運営に努められたいとの要望がなされております。  以上の審査により、認定第2号は認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第3号平成12年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  本案の審査に当たり、不納欠損処分に関連して、生活保護世帯や生活困窮世帯の方々が保険料を滞納した場合、国民健康保険証は引き続き使用できるものかただしております。これに対し、欠損は時効によって不納欠損にしたものであり、保険証の交付、未交付とは別問題であることから、保険証は引き続き使用することができるものであるとの答弁がなされております。  以上の審査により、認定第3号は認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第4号平成12年度鹿角市老人保健事業特別会計歳入歳出決算認定について及び認定第5号平成12年度鹿角市訪問看護事業特別会計歳入歳出決算認定についての2件は、認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第6号平成12年度鹿角市高田地区土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  本案の審査に当たり、本事業の進捗状況及び完了年次の見通しについてただしております。これに対し、本事業の現在までの進捗率は72.3%となっており、造成工事、道路築造工事等については平成17年度の完了を、また換地事務については平成18年度、19年度で行い、清算事務については平成20年度から開始して、平成24年度で完了したいとの考えで進めているとの答弁がなされております。  以上の審査により、認定第6号は認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第7号平成12年度鹿角市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  本案の審査に当たり、下水道受益者負担金の収入未済分の現状及びその収納対策についてただしております。これに対し、受益者負担金については供用開始可能となった区域に賦課しているが、その区域が年々拡大されることに伴って、毎年度収入未済額が多くなってきている状況にある。市内の今の経済状況から見ても徴収は非常に厳しい状況に置かれているが、戸別訪問による収納確保や納付者の実態確認などをし、期限内納付が困難と判断される方には、分割納付の方法等による納付をお願いしている状況にある。今後においては、受益者の公平負担という観点から、できるだけ時効を避けるような方法で、徴収についても努力してまいりたいとの答弁がなされております。  以上の審査により、認定第7号は認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第8号平成12年度鹿角市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  本案の審査に当たり、本事業の今後における実施予定地区についてただしております。これに対し、平成14年度においては、八幡平谷内地区及び永田地区の調査を実施する計画となっているとの答弁がなされております。  以上の審査により、認定第8号は認定すべきものと決定いたしております。
     次に、認定第9号平成12年度鹿角市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてでありますが、本案につきましては、認定すべきものと決定いたしております。  次に、認定第10号平成12年度鹿角市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてご報告いたします。  本案の審査に当たり、平成12年度にスタートした介護保険制度は、いまだ市民にその詳細が浸透していないと感じられ、新しい知識として理解してもらうには、まだまだ相当の時間を要すると思われるため、本制度について市民が福祉事務所などに相談に来た場合には、本制度についてわかりやすく、しかも今後の本制度の方向性やさまざまな考え方など懇切丁寧な説明をしながら、優しい対応をしていただきたい。また、保険料については、今年10月より全額徴収となっているが、被保険者の保険料負担を軽減するような対策も検討していただきたいとの意見が述べられております。  以上の審査により、認定第10号は認定すべきものと決定いたしております。  以上が、当決算特別委員会に付託されました案件についての審査の経過と結果であります。  本会議におかれましても、当委員会の決定どおり議決くださいますようお願い申し上げまして、報告を終わります。 ○議長(大里恭司君) ただいまの報告に対し質疑を受けます。質疑ございませんか。豊田君。 ○18番(豊田重美君) 私から、認定第10号についてお尋ねいたします。  不用額、そして執行率が8.70ということでありますけれども、この点について議論されたでしょうか。(「もう一度。執行額ですか」の声あり)執行率が8.708となっています。私が言っているのは、低いということです。  もう一つは、不用額が2億9,441万何がしとなっていますが、これについての議論はされたでしょうか。 ○決算特別委員長(米田健一君) 不用額についての説明がございますので、ちょっとお待ちください。不用額については、給付費が予定したよりも、予定したといいますか、人数的に少なくなったということで不用額が出たという説明がございました。当初見たよりも認定者が少なかったということで、給付金が少なくなって不用額が出たという説明がございました。(「はい」の声あり) ○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。     (決算特別委員長 米田健一君 降壇) ──────────────────────〇─────────────────────     日程第6 報告事件の審議 ○議長(大里恭司君) 次に、日程第6、これより採決いたします。  まず、認定第2号について、委員長の報告は認定であります。  本認定につきましては、豊田議員より討論の通告がありますので、これを認めます。豊田君。 ○18番(豊田重美君) 認定第2号平成12年度鹿角市一般会計歳入歳出決算認定については、委員長報告では認定となっています。私は、この認定に対して不認定ということで反対討論をさせていただきます。  鹿角市の最近の情勢の中では、製造部門が大きく後退しております。働く仕事もなく、失業者がたくさん出ています。そういう中で、市の不納欠損額が2,000万円以上、または収入未済額が2億6,000万円以上という数字から伺いましても、非常に厳しい状況の中での特別委員会での審議だと思います。こういうときだからこそ、雇用を育成するような産業を育てていかなければならないと思っています。特に基幹産業である農業は、鹿角経済の大黒柱という大きな役割を果たしていかなければなりませんが、この認定第2号には、それに逆行するような減反を進める予算などが盛られています。また、国の方針とはいえ、ことしは過大な減反面積を配分されたんですが、また新たに農家への米の調整が打ち出されています。私は一農民としても、こういう予算が盛られているということで、この認定第2号には不認定という立場をとります。 ○議長(大里恭司君) ほかに討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  認定第2号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大里恭司君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、認定第2号は認定することに決しました。  次に、認定第3号について、委員長の報告は認定であります。  本認定につきましては、豊田議員より討論の通告がありますので、これを認めます。豊田君。 ○18番(豊田重美君) 認定第3号平成12年度鹿角市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定については、委員長報告では認定となっていますが、私は不認定ということで反対討論させていただきます。  国民健康保険、介護保険、そして医療などの問題は、市民の暮らしにとって切っても切れない大事なかかわりを持っているわけであります。もちろんその必要性、重要性はだれでも認めるところでありますが、急速に進むもろもろの負担増に、低所得者ほど負担が厳しいという状況が、今起きております。認定第3号に示されている予算額34億9,442万9,000円に対して、不用額が2億6,486万8,494円になっています。このことは、国民健康保険の取り過ぎではないかと思われても仕方ありません。例えば、制度の上から来たものとしても、やはり理解できるわけではないと私は思います。また、不納欠損が1,500万円以上、収入未済額が1億7,800万円以上になっていることは、市民から見てもやはり重い負担だと受けとめられていると思います。いわゆる不納欠損、未済額を減少するためにも、国民健康保険税を引き下げるなどして対応するということで、この認定第3号には不認定という反対討論をいたします。 ○議長(大里恭司君) ほかに討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これより採決いたします。  認定第3号について、委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大里恭司君) ご着席願います。  起立多数であります。よって、認定第3号は認定することに決しました。  次に、認定第4号から認定第10号までの7件について、委員長の報告は認定であります。  本認定7件について、委員長の報告のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ご異議ないものと認めます。よって、認定第4号から認定第10号までの7件は認定することに決しました。 ──────────────────────〇─────────────────────     日程第7 議案の上程 ○議長(大里恭司君) 次に、日程第7、議案を上程いたします。  まず、諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  お諮りいたします。本案につきましては、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  本案について、提案理由の説明を求めます。市民福祉部長。 ○市民福祉部長(石坂光男君) 諮問第2号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてご説明申し上げます。  人権擁護委員候補者として下記の者を推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求める。  提案理由でありますが、本市において法務大臣から人権擁護委員の委嘱を受けている方は9人でありますが、そのうち1人が平成14年2月28日をもって任期満了となりますので、その後任者を推薦するに当たり、議会の意見を求めるものであります。  後任の委員でありますが、八幡平地区の阿部貞一氏を引き続きご推薦申し上げたいということであります。同氏は、平成11年3月1日から就任いただいている方であります。説明を終わります。 ○議長(大里恭司君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案につきましては、討論を省略し、直ちに採決いたします。  諮問第2号について、適任と認めることにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ご異議ないものと認めます。よって、適任と認めることに決しました。  次に、議案第76号から議案第82号までの7件を一括して議題といたします。順次、提案理由の説明を求めます。総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 議案第76号鹿角市議会議員及び鹿角市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部改正についてご説明いたします。  鹿角市議会議員及び鹿角市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものであります。  平成13年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、公職選挙法施行令が一部改正され、選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公営に要する経費に係る限度額が改正されたことに伴い、これに準じまして限度額を引き上げるものであります。  次のページをお願いいたします。  条例の一部改正でありますが、資料の新旧対照表により説明させていただきます。資料の1ページをお開き願いたいと思います。  新旧対照表でありますが、第2条は自動車の使用の公営の規定でありまして、現行、自動車1日の単価を「6万200円」から「6万4,500円」に引き上げるものであります。  第4条は、自動車の使用に係る公費の支払の限度額の規定でありますが、第1号は車の使用がハイヤー方式の場合の限度額の改正でありまして、これも「6万200円」から「6万4,500円」に引き上げるものでございます。  第2号のハの改正は、車の使用がレンタル方式の場合の運転手の報酬の限度額の改正でありまして、「1万1,700円」から「1万2,500円」に引き上げるものであります。  次のページをお開き願います。  第6条は、ポスターの作成の公営の規定であります。ここではポスター作成の単価を定めておりますが、ポスター作成単価の一部が改正され、「501円99銭」から「510円48銭」に改正されております。  第8条は、第6条の改正と同様、公費の支払の限度額が改正になったものであります。  これによりまして、ポスター作成の1枚当たりの単価を計算しますと、現行「1,509円」から「1,517円」となりまして8円のアップであります。また、全体の限度額を計算しますと「45万2,700円」から「45万5,100円」となりまして2,400円のアップとなるものであります。  なお、この条例は、公布の日から施行するものであります。説明を終わります。 ○議長(大里恭司君) 教育次長。 ○教育次長(湯澤 勉君) 議案第77号大湯ストーンサークル館条例の制定についてでありますが、大湯ストーンサークル館条例を別紙のとおり制定するものであります。  平成13年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由でございますけれども、大湯ストーンサークル館の設置に伴いまして、地方自治法第244条の2第1項の規定により条例を定めるものであります。  次のページをお開き願います。  大湯ストーンサークル館条例(案)でございます。  第1条でございますけれども、(設置)でございまして、特別史跡大湯環状列石の保存、そして活用を図りまして、教育、学術及び文化の発展に資するために大湯ストーンサークル館を設置するものであります。  第2条でございますが、(名称及び位置)です。大湯ストーンサークル館という名称でございまして、十和田大湯字万座45番地に設置するものでございます。  第3条の(施設)でございますけれども、施設の内容は、展示ホール、万座ホール、縄文工房、縄文広場で構成されているものでございます。  第4条の(管理)でございますが、鹿角市教育委員会が管理するというものでございます。  第5条(職員)、大湯ストーンサークル館には、館長、その他必要な職員を置くということであります。  それから、第6条の(利用許可)、第7条の(利用許可事項の変更等)、第8条の(利用許可の取消し等)につきましては、公民館条例等を準用して作成しております。  それから、第9条(使用料及び展示観覧料)につきましては、次のページの別表1、2でございます。  別表1は、9条関連の万座ホール・縄文工房の使用料、それから縄文広場の使用料でございますが、営利を目的としない場合の使用料は、万座ホール、縄文工房とも「1,500円」、それから縄文広場につきましては、室内施設の3分の1の「500円」と規定しております。なお、この「1,500円」の中には暖房、冷房料等もすべて含まれております。それから、興業又は営利を目的とする場合の使用料「6,000円」、それから縄文広場の場合は室内施設の3分の1の「2,000円」ということに規定しております。なお、この時間表において、使用料が1時間当たりの額としておりますけれども、利用時間が1時間に満たないときは1時間とみなすという規定をしております。  別表2でございますけれども、展示ホールの観覧料でございます。これは、「大人(大学生、各種学校生徒(18歳以上)、一般)」ということで、規定の中で個人観覧料につきましては1人1回につき「300円」、団体観覧料につきましては1人1回につき「240円」。つまり、20%の割引ということになっております。それから、子どもにつきましては、小学校の児童、中学校の生徒、高等学校の生徒ということで、個人観覧料につきましては「100円」、それから団体観覧料につきましては「80円」、これも20%の割引となっております。なお、団体観覧料は、20人以上の団体について適用するということになってございます。  それから、前のページにお戻りいただきたいと思いますが、第10条の(使用料等の減免)につきましては、1号におきまして、市及び市内の学校並びに社会教育関係団体が利用するときは10割の減免。それから、2号でございますが、市又は県若しくは国が後援する事業のため利用するときは5割の減免。それから、3号でございますが、その他特に必要があると認めるときは3割の減免ということになっております。  なお、11条の(使用料等の還付)、それから(損害賠償)につきましては、公民館使用料条例等を準用して策定しております。  13条でございますけれども、(規則への委任)でございまして、規則には開館時間、休館日、申請書の様式等を規定しております。  附則でございますけれども、この条例は規則で定める日から施行するということにしております。説明を終わります。
    ○議長(大里恭司君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(石川孝男君) それでは、私から議案第78号についてご説明申し上げます。  鹿角市下水道条例の一部改正についてでございます。  鹿角市下水道条例の一部を別紙のとおり改正するものであります。  平成13年12月4日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、下水道法施行令の一部を改正する政令が施行されたこと及び下水道管渠の使用に関するガイドラインが作成されたことに伴い、条例を改正するものであります。  次のページをごらん願います。  鹿角市下水道条例の一部を改正する条例(案)であります。  第9条第1項は特定事業場からの下水の排除の規制についてでありますが、その中にアンモニア性窒素、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素含有量に係る下水を追加するものであります。  第2項は、規制事項が追加されたことにより、条文を整理するものであります。  第10条は、除外施設の設置等の必要な措置の義務づけについてでありますが、9号は名称の変更であります。35号は、アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素及び硝酸性窒素含有量にかかわる下水を追加するものであります。また、規制事項が追加されたことにより、一部条文の整理をするものであります。33号はダイオキシン類の追加、25号はほう素及びその化合物の追加、26号はふっ素及びその化合物の追加をするものであります。  次のページをお開き願います。  第22条は、暗渠の使用にかかわる事項が追加されたことにより、条文の整理をするものであります。  第22条の2は大幅に改正され、第22条の2が第22条の6となり、第22条の2、第22条の3、第22条の4、第22条の5、第22条の7、第22条の8が追加されるものであります。  第22条の2は、暗渠の使用にかかわる調査で、排水設備を使用しようとする者は、使用の可能性を確認する調査の申請をすること。第2項では、調査を行うことが必要と認めたときは、調査の方法を申請者に指示すること。  第22条の3は、暗渠の使用で、使用許可申請書を提出し市長の許可を受けること。  第22条の4第1項は、第1号から第8号までとなっておりまして、暗渠の使用にかかわる許可の基準で、次に掲げる基準のすべてに該当しているということで、技術的条件の合致、申請者の人的資格、他法令とのかかわり、具体的計画と一体的敷設を規定しています。  次のページをお開き願います。  第1項から第6項までは、1カ月以内に可否を決定すること、使用の可否については書面をもって行うこと、許可を受けた者から使用料を徴収すること、使用料については鹿角市道路占用徴収条例の規定を準用することなどであります。  第22条の5は(許可の条件)で、使用中止したときの現状回復を、第22条の7は(使用期間等)で、5年以内としています。  第22条の8は(使用許可の取消し)をできる場合を追加するものであります。  次のページをごらん願います。  第23条は現状回復の定めですが、条文の整理と3項に現状回復の指示、4項に現状回復が不適当な場合の指示を追加するものであります。  第27条は罰則ですが、条文を整理するものであります。  以上でありますが、この条例は平成14年4月1日から施行するものであります。  なお、参考資料の3ページ以降に新旧対照表の説明資料を出してございますが、そちらの方の説明は省略させていただきます。以上で説明を終わります。 ○議長(大里恭司君) 総務部長。 ○総務部長(畠山修三君) 補正予算の説明に入りたいと思います。  補正予算書の1ページをお開き願います。  議案第79号平成13年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)をご説明いたします。  第1条の歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出それぞれ5億5,702万円を追加しまして、歳入歳出それぞれ186億1,330万1,000円とするものであります。  第2条の繰越明許費は、第2表によるものであります。  第3条の債務負担行為の補正は、第3表によるものであります。  第4条の地方債補正については、第4表によるものであります。  6ページをお開き願います。  第2表繰越明許費でありますが、国の補正予算によります末広小学校の屋体改築工事とあわせまして、市も14年度に見込まれております単独事業を、緊急経済対策事業としまして国と同様に前倒し実施するものでありますが、実施期間が来年度までに及ぶことから繰越明許費予算として補正をお願いするものであります。  3款2項保育園整備事業1,200万円でありますが、平元保育園のトイレの改修、水洗化によるものであります。  6款1項農業用施設整備事業3,000万円でありますが、用排水路等の整備工事でありまして、積み残しが増加していることに対する措置であります。  8款2項道路整備事業3,000万円でありますが、改良舗装側溝工事等の準備着工等をスムーズに進めるための措置であります。  4項都市計画費の公園整備事業1,000万円は、遊具等の整備でありますが、老朽化に対する対策であります。  10款1項寄宿舎整備事業450万円は、十和田中学校日新寮外壁補修であります。  2項末広小学校改築事業は、屋体工事建築に係るものであります。小学校整備事業1,950万円は、花輪北小学校の外壁補修、八幡平小学校トイレ改修、大湯小学校屋根補修等であります。小学校備品整備事業1,600万円は、木の香るまちづくり事業としまして、机、いすの木製化であります。570脚分であります。  3項中学校費の中学校整備事業1,600万円は、八幡平中学校プール附属屋の改築であります。中学校備品整備事業1,420万円は、机、いす木製化359脚分であります。  6項保健体育費、体育施設整備事業は1,900万円でありますが、大湯体育館の床、屋根等の改修であります。  第3表の債務負担行為補正でありますが、1は追加であります。2項目載っておりますが、いずれも4月の降霜被害によりまして、果樹農家が借り入れました制度資金に対する利子補給であります。上の部分の農業経営維持安定資金につきましては、21名にかかわるものであります。下の部分の果樹産地緊急支援対策資金の利子補給につきましては、8名にかかわるものであります。  2の変更でありますが、いずれも認定農業者の経営改善資金に対する利子補給でありまして、上の部分につきましては、2件から1件に変更になるものであります。下の農業者育成確保資金につきましては、6件から10件に、4件ふえる部分にかかわるものであります。  次のページをお開き願いたいと思います。  第4表の地方債補正でありますが、最初の土地改良総合事業は県営事業でありまして、松谷地区の県営事業費の増加に伴う市の負担分の追加による20万円の増であります。  次のほ場整備事業でありますが、県営ほ場整備事業の花輪地区の追加と芦名沢地区の調整によるものでありまして230万円の増となっております。  次の農道整備事業は、ふるさと農道緊急整備事業の花輪地区の実績見込みによります250万円の減によるものであります。  次の小学校建設事業でありますが、国の補正予算に対応します末広小学校屋体体育館の改築事業費にかかわる起債借入額9,020万円を追加するものであります。  13ページをお開き願います。歳入であります。  6款地方特例交付金2,407万3,000円の追加でありますが、交付額が決定されたことによります追加であります。  7款地方交付税であります。普通交付税につきましては5,108万7,000円を追加しておりますが、交付額決定によります残分を追加したものであります。特別交付税については8,000万円の追加をしております。特別交付税につきましては当初予算で9億6,000万円の予算措置をしておりまして、対前年度比およそ6.8%から10%の減を見込んでおりましたが、10%減といたしましても、今回の補正で除雪経費等を追加しておりますので、あわせて追加補正の財源としたものであります。  1番下の10款使用料及び手数料でありますが、住宅使用料の追加をしております。これは、高井田住宅の入居者に係る50世帯分の追加であります。  次のページをお開き願います。  11款1項1目4節知的障害者福祉費負担金でありますが、5施設、5人の増によるものであります。  次の児童福祉費負担金でありますが、これは入園児数の増加によりまして、さらには実績見込みを加えまして追加するものであります。  次の、11款2項4目教育費国庫補助金2節小学校費補助金につきましては、末広小学校屋体の改築事業に伴うものであります。  1番下の12款1項1目の民生費県負担金につきましても、入所者の増の実績見込みによるものであります。  次のページをお開き願います。  12款2項2目民生費県補助金6節児童福祉費補助金でありますが、いずれも対象児童及び入園児の実績見込みと補助基本額の改定などによりまして、実績見込みによりそれぞれ調整したものであります。  次のページをお開き願います。  14款寄附金でありますが、教育費寄附金としまして300万円であります。これは、秋田市の株式会社渋谷建設工業さんからの寄附でありまして、教育の振興に活用してほしいとの意向を受けまして受け入れたものであります。歳出については、末広小学校、花輪二中のピアノ購入に充てる予定となっております。  15款繰入金でありますが、教育施設整備基金の繰り入れであります。1億円を予定しております。これもやはり末広小学校にかかわる分であります。  16款の繰越金でありますが、前年度繰越金としまして7,537万円を計上しております。いずれも、特定財源のほか地方交付税の充当を除きまして、一般財源の繰越金で調整しておるものであります。  18款の市債につきましては、省略させていただきます。  23ページをお開き願いたいと思います。  歳出でありますが、以下簡略に説明させていただきます。  総務費では、計画的な庁内LANの整備のため、職員パソコン導入の諸経費としまして1,000万円を計上しております。また、下から、分譲地の購入者に対する定住支援事業費としまして366万円を追加補正しております。  29ページをお開き願います。  民生費でありますが、(仮称)総合福祉センター建設費の保育所部分でありまして、実施設計委託料といたしまして1,616万6,000円を追加しております。また、福祉施設の入所者の増加 につきましては1,700万円、それから保育園の入園児の増加に伴う措置費としまして5,997万 3,000円を、実績見込みによりそれぞれ追加いたしております。  33ページをお開き願います。  4款衛生費では、国・県道の清掃活動に対する団体助成としまして50万円、そのほか広域行政組合負担金につきましては、実績見込みにより減額調整いたしております。  次のページ、35ページをお願いいたします。  6款の農林水産業費でありますが、4月の降霜被害を受けた農家が借り入れました制度資金に対する利子補給を計上しております。また、市の緊急経済対策事業としまして、前倒しして実施する農業用施設整備工事費3,000万円を追加補正しているほか、さらに人件費としまして年度途中退職者の調整をいたしております。  次のページをお開き願います。  商工費でありますが、観光施設にかかわる修繕料として追加補正をいたしております。  次のページをお開き願います。  8款土木費では、除雪経費としまして4,460万8,000円の追加補正をしております。また、緊急対策事業としまして前倒し実施します道路維持補修1,400万円、道路改良工事3,000万円、公園施設整備事業1,000万円を追加しているほか、市道六日町三日市線の緊急地方道整備事業などにおいては、実績見込みによりまして組み替えの調整を行っております。  次のページをお開き願います。  8款5項土木費でありますが、高井田住宅への入居に伴いまして、空き家となった住宅の解体工事600万円を計上いたしております。  9款の消防費でありますが、高速道路緊急業務支弁金の歳入の減額などによりまして、広域行政組合負担金を追加補正いたしております。  10款教育費でありますが、国の補正予算によります前倒し事業としまして、末広小学校の屋内体育館の改築事業、さらには来年度の教科書改訂に伴う小中学校の指導書及び教材の更新経費としまして、合わせまして2,847万円。市の緊急対策事業としまして前倒しします小中学校の木の香るまちづくり事業としまして、合わせまして3,020万円。それから、体育施設の整備としまして1,900万円などを追加補正いたしております。  次に、47ページです。  11款災害復旧費でありますが、ここにつきましては、大滝頭地滑り対策であります。県の調査期間が延長されましたことから、14年度事業となる見込みのため減額補正しております。以上で説明を終わります。 ○議長(大里恭司君) 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。     午前11時57分 休憩 ──────────────────────〇─────────────────────     午後 1時08分 再開 ○議長(大里恭司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  議案第80号から、順次提案理由の説明を求めます。市民福祉部長。 ○市民福祉部長(石坂光男君) 補正予算書の55ページをお開き願います。  議案第80号平成13年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,878万5,000円を追加し、総額をそれぞれ24億9,998万1,000円とするものであります。  補正の内容についてでありますが、61ページをお願いします。  歳入、8款1項繰越金ですが、前年度歳計剰余金1億5,182万1,000円のうち、補正財源として4,878万5,000円を追加し、トータルで1億1,136万円とするものであります。  次のページ、63ページをお願いします。  歳出、2款1項介護サービス等諸費は、居宅介護サービス給付費及び居宅介護サービス計画給付費の給付額が、利用者増により実績で当初予算見込み額を上回っていることから、それぞれ3,395万3,000円、1,483万2,000円を増額するものであります。説明を終わります。 ○議長(大里恭司君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(石川孝男君) それでは、私から議案第81号についてご説明申し上げます。
     予算資料の65ページをお開き願います。  平成13年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億6,764万5,000円とするものであります。  説明の都合上、71ページをお開き願います。  歳入でございますが、5款1項1目繰越金は、1節に前年度繰越金125万2,000円の追加をお願いするものでございますが、これは6款諸収入の減額分と歳出の追加分の財源調整を前年度繰越金でお願いするものでございます。  6款1項1目雑入は、1節の消費税還付金100万1,000円の減額でございますが、これは消費税の確定申告による還付金の確定によるものでございます。  2節雑入の下水道受託工事負担金24万1,000円の減額でございますが、これは街路事業に伴う下水道受託工事負担金の精算により減額をお願いするものでございます。  次のページをお開き願います。  歳出でございますが、1款1項1目一般管理費は、受託工事の精算見込みによる減額と、下水道加入のPR用パンフレット印刷費の追加をお願いするものでございます。  2目事業費は、13節委託料の土質調査委託料の精算見込みによる減額と、それから22節補償、補てん及び賠償金の支障物件移設等補償費の減額分と、15節工事請負費の下水道整備工事費へ追加し、事業の組み替えと財源の調整をお願いするものでございます。以上で議案第81号の説明を終わります。  次に、予算資料の75ページをお開き願います。  議案第82号平成13年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)でございます。  今回の補正は、市道改良関連、他事業関連の配水管移設工事及び老朽管工事等にかかわる追加補正が主なるものでございます。条文については、説明を省略させていただきます。  説明の都合上、83ページをお開き願います。ここでは、収益的収支及び資本的収支の補正額の明細を記載してございます。  初めに、収益的収支についてでありますけれども、収入の1款1項2目受託工事収益では、市道改良関連、六日町三日市線による配水管移設に伴う給水装置受託工事収益20万円の追加をお願いするものでございます。  支出の1款1項3目受託工事ですけれども、市道改良関連の六日町三日市線ですが、配水管移設、それと老朽管の更新等に伴う給水装置受託工事費に150万円の追加をお願いするものでございます。  次に、資本的収支についてでございますが、収入の1款1項1目補償費では、他事業関連、公共下水道、市道改良関係、それから配水管工事の精算見込み等に伴う補償費170万円の減額をお願いするものでございます。  支出の1款1項4目他事業関連施設整備費では、公共下水道関連、市道改良関連、六日町三日市線でございます。それと、県の砂防工事関連、芦名沢地区の現場にかかわる分でございますが、この配水管移設工事費の精算見込み等に伴い、配水管等の移設工事費400万円の追加をお願いするものでございます。以上で説明を終わります。 ○議長(大里恭司君) 以上をもちまして、提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。  まず、議案第76号から議案第78号までの条例関係3件について質疑を受けます。質疑ございませんか。岩船君。 ○9番(岩船正記君) まず、議案第77号大湯ストーンサークル館の条例制定に関連してお伺いしたいと思います。  この制定については、恐らく体験学習館の完成に伴った条例の制定だろうと理解しております。事務当局の方にも入っているかどうかよくわかりませんけれども、体験学習館の完成した内容を道路からちょっと歩いて見ますと、外壁といいますか、完成時の造作がちょっと波打っているわけです。私も二、三人の市民からよく聞かれるわけですが、ああいう設計になったのかと。例えば、外見をうまくやるために波打ったような造作を打ったのかと聞かれるわけです。私も最初は気がつかなかったわけですけれども、行ってみたら、幾らかそういうような感じがしてならないわけです。あれで完成したのかどうかが一つと、それからそういうような設計に変更されたのかどうか。その点について、まず伺いたいと思います。 ○議長(大里恭司君) 教育次長。 ○教育次長(湯澤 勉君) ただいまのご質問ですが、波打ったような設計に変更したわけではございません。確かに東風が吹いて雨がぶつかりますと、波打って膨らんでまいります。乾燥しますと、また引っ込みます。これについては、そういう設計をしたわけでもなく、実は11月2日に設計業者、施工業者、それから都市建設部、教育委員会と4者でもって、この原因等を究明するために打ち合わせ会を持ちました。それで、東側ばかりではなく、北側の部分にもそういう部分が見られますので、ではどうすればこの問題が解決できるかということを協議しております。東側については、びょうでとめて阻止したいという意見が述べられました。それについては、執行部の方とも協議しまして、まずびょうでとめてみると。それで、来年の梅雨明けまで様子を観察し、分析して、これで完了という形になろうかと思います。実質完了で引き渡しは受けていますけれども、私ども、外壁についてああいう状態ではちょっと無理かなと考えていまして、そういう協議のもとに、来年の梅雨明けまでに分析しながら対応してまいりたいと考えております。 ○議長(大里恭司君) 岩船君。 ○9番(岩船正記君) 今教育次長の説明でわかったわけですが、もし原因がわからないで完成しているのであれば、もう少し詳しく調べてから引き渡ししていただいた方がよかったのかなとも思ったわけです。まず、その点は4者会談で十分に把握するということをお聞きしました。  一般的には、建設というのはそれぞれの業者、材料の問題等あるわけですが、材料が悪いのか、大工の腕が悪いのかよくわかりませんけれども、ああいう公共的なものになれば、市民が見て歩いているわけですから、その点は十分に配慮してもらわないといろいろなお話が飛び交うわけですから、どうか今後とも十分、1年そのような状態で補修しながらということですので、その後もその点についてはよろしく検討しながら、監督していただきたいと思っております。答えは要りません。 ○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。阿部佐太郎君。 ○24番(阿部佐太郎君) 同じく、議案第77号の条例についてちょっとお尋ねします。  施設使用料なんですけれども、これには減免がございます。一つ伺いたいのは、特にこの万座ホールと縄文工房は1,500円となっていて、しかも1時間単位ということです。減免の中で、市及び市内の学校並びに社会教育関係団体が利用するときは10割の減免ということですが、これは市内の学校単位ということですか、学校の児童・生徒という解釈をしてよろしいのかどうか。  それからもう一つは、縄文工房といったものについては、市外の小中学生などがバスなどでやってきて、そして粘土なんかしてみたいという方がたくさんいるのではないかと想定されるわけですけれども、その際もこれは学校単位で1,500円なのか、個人で1,500円ずつ徴収するという規定なのか。そして、他の場合は減免措置がないのかどうかということについてお尋ねしたいと思います。 ○議長(大里恭司君) 教育次長。 ○教育次長(湯澤 勉君) 最初の質問の市内の学校というのは、市内の学校の児童・生徒を指しております。  それから二つ目の、市外の児童・生徒が体験しに来た場合、1人頭こうなのかということですが、これは学校単位といいますか、やるグループ単位での時間ということになります。つまり、20人であれば、20人を一つの使用団体としてとらえて1時間当たり1,500円という考え方です。(「市外の場合は」の声あり)今のは市外の場合です。市外の場合は……(「減免措置がないの」の声あり)減免措置はございません。 ○議長(大里恭司君) 阿部佐太郎君。 ○24番(阿部佐太郎君) 今、減免措置がないと。だけれども、1人何ぼではなくて、一つの学校、岩手の盛岡何々小学校が何学級で来た場合は、その学級全員で1,500円ということですね。 ○議長(大里恭司君) 教育次長。 ○教育次長(湯澤 勉君) そのとおりです。(「よろしいです」の声あり) ○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) 私も同じく第77号大湯ストーンサークル館条例制定について。  この条例で、館の利用についてるる制定しておりますが、利用というのはどのような範囲まで考えているのか。つまり私の言うのは、興業または営利を目的とする場合というのは、どのような事例までを想定しているのか伺います。  また、いつもながら出る話なんですが、字句の表現で、利用者が払う金銭を、利用料ではなく使用料と使い分けしているのは、何か意味を含んでいるのかどうか。 ○議長(大里恭司君) 教育次長。 ○教育次長(湯澤 勉君) ただいまの興業、それから営業という例でございますけれども、公共施設を使ってやる場合は、その方が営利を目的にして物を販売したり、あるいは興業を行うことを指しています。つまり、対象者がおって、対象者から金を取るという形です。これを、営利を目的にした興業とか、そういうとらえ方をしています。  それから、使用料と利用料の関係なんですが、これは特に他意はございません。今まで公民館等の条例を準用しながらやりましたので、他意は一つもございません。 ○議長(大里恭司君) 齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) 私の質問した意味は、先ほども決算特別委員長がいろいろ報告で申し上げましたように、(仮称)体験学習館については、本市の観光・産業の活性化に結びつくようにしてほしい。それに対して当局も、教育財産でもあり、観光施設でもあるので、内部部署で協議をしていろいろなものを考えたいというお話があったものですから、興業・営利とするのは、例えば物品販売コーナー、または飲食コーナーとか、そういうものまで利用が可能かどうかということを、そこまでの範囲も入っているのかを伺ったんですが、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(大里恭司君) 教育次長。 ○教育次長(湯澤 勉君) 体験学習館の中には、飲食を業とする場がございません。ただ、売店的なものは入っていただくことにしています。この売店的な方々があそこに来て、体験学習する資材でも、そういうものも販売できるようなシステムにしていきます。例えば、営利を目的にする地元の方々が、ではどこで商売できるのかということだと思います。それは、体験学習館と出土文化財管理センターが並んでいますけれども、それを結ぶような形で沿路がついてきます。その北側のところに、例えばリンゴ屋さんとか、土産品店とか、もし簡易的な食堂を許可をとってやるというのであれば、そういう場所も提供していこうということで考えています。ただし、体験学習館というんですか、ストーンサークル館の中ではそういうスペースはないし、また物を食べながら歩いていくような考え方は持っていませんので、ひとつご理解願いたいと思います。 ○議長(大里恭司君) 齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) わかりました。いずれ、観光活性化には便宜を図って、よろしくお願いしたいと思います。  もう一つ、施設使用料と観覧料について、さっき万座ホールで1グループ1,500円とか、ストーンサークル館の配置が私はよくわからないで申し上げているんですが、この観覧料で20人とか30人来た場合にホールを使用しながら、観覧料を取って、そして1グループ1,500円を徴収するという解釈でいいのかどうか。ここをちょっとわかる範囲でお願いします。 ○議長(大里恭司君) 教育次長。 ○教育次長(湯澤 勉君) ここに使用料及び展示観覧料となっていますので、誤解されやすいような状態ですが、使用料というのは、第3条に四つの施設がありますね。このうち、2、3、4、は使用料をいただくことになります。それから、1番目の展示ホールは、ストーンサークルから発掘されたその物の展示とか、それからストーンサークルそのものの星座とのかかわりだとか、当時の下水道のかかわりだとかを天井を見ながら比較して見れるような、そういうホールをつくりますので、これに入る人方からは300円をいただきますよと。(「仕切りがあるということですね」の声あり)あります。それで、入場する場合、券をとって入っていただくということになります。使用料と観覧料の違いはそこですので、どうか理解願います。(「わかりました」の声あり) ○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。宮野君。 ○1番(宮野和秀君) 議案第78号鹿角市下水道条例の一部改正についてと載っています。これは、下水道管渠のガイドラインが一部改正されたことに伴う本市の下水道条例の一部改正だと承っております。  第9条の見出しで「(特定事業場からの下水の排除の制限)」となっていますけれども、本市において特定事業場というものがもしあるとすれば何件あるのか。  また、下の方にダイオキシン類のいろいろな数字が盛り込まれています。これについて、特にPCB(ポリ塩化ビフェニル)関係ですね。これは、昔防虫、殺虫その他でかなり使われていると思います。そこいらの測定の方法で、今現在どういうふうに測定して、下水の方に流してよこしているのか、そこいらを伺います。 ○議長(大里恭司君) 上下水道部長。 ○上下水道部長(石川孝男君) ただいま宮野議員のご質問で、第9条に関係する特定事業場が鹿角市に存在するのかというのが第1点の質問でございますが、現在のところ鹿角市内の企業等では、特定事業場に該当して、現在運営している下水管に排水されるような事業所は、現時点では存在してございません。  それからもう1点は、測定の方法等ということでございますが、大変申しわけございませんが、その方法等について私は素人でちょっと認識してございませんが、前段で申し上げましたとおり、該当する事業所がないということですので、その測定方法なり測定機材等の措置については、まだこれからということになるのかなと思っていますので、その辺でご理解願いたいと思います。 ○議長(大里恭司君) 宮野君。 ○1番(宮野和秀君) わかりました。これにおいては、特にPCB関係は、本市においても除草剤その他で、掘り起こせば問題があろうかと思います。ただ、問題が起きる前に、下水道ばかりではなくて、取り組まなければならない事項がたくさんあると思います。ぜひ前向きに取り組んで、後でいろいろな苦情が来る前に、きちんと押さえるものは押さえるという方法で考えてもらいたいと思っています。 ○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第79号一般会計補正予算について質疑を受けます。質疑ございませんか。石川君。 ○12番(石川 徹君) 1点だけお伺いいたします。  予算書のページでは6ページ、7ページ、さらに41ページ、42ページにまたがりますが、土木費の都市計画費の公園整備事業に関しまして、公園にある遊具の中で、箱型ブランコの危険性について、今全国の自治体で盛んに言われているわけですが、市内の公園に箱型ブランコが設置されておるようであれば、今後どのような対応をなされるのかということと、また幼稚園、保育園、さらには小学校の校庭等でもこのブランコが見られるような感じなんですけれども、この対応についてお伺いします。  ちなみに、箱型ブランコというのは、2人ずつ乗って向かい合う形のブランコでありまして、この下の部分に転倒したり、ふざけて遊んでいる子どもたちが挟まれて重大事故になっているのが、危険性が問われている部分でございます。建設部の方と、教育委員会の方になると思いますけれども、今後の対応について、この1,000万円の中にはそういうものが含まれているのかどうかも含めてお尋ねいたします。 ○議長(大里恭司君) 都市建設部長。 ○都市建設部長(田村秀一君) ただいま石川議員からご質問のあった件ですが、箱型ブランコあるいはリング型のブランコといいますか、メーカー側では安全ブランコという言い方をしているわけですけれども、要は、昔の私ども小さいころ乗っていたブランコというのは、鎖で座る程度と。あれが、非常に高くやったり、あるいは後ろにいた子どもにぶつかったりということで、危険だという形で箱型といいますか、こういう感じのブランコが一時期はやったんですが、先ほど石川議員のおっしゃったような事故が非常に多くなってきたと。要するに、ブランコと地面の間に挟まって死亡事故が起きたり、けがをしたりということで、全国的に見直しについての課題といいますか、問題があります。  前置きはそのぐらいにいたしまして、今回県の方では、例えば住宅等の団地内の遊具の調査、あるいはちょっと私福祉の方にも問い合わせをしてきたんですが、福祉事務所の保育所の関係、あるいは教育委員会は教育委員会なりに、ことしの8月から9月にかけてそれぞれ調査がありました。その段階でこの箱型ブランコがあったのは、学校関係あるいは保育園、幼稚園は一切ないそうです。私どもの街区公園に若干残っておりまして、今回の補正予算でお願いしました1,000万円の中で、これらのブランコについては全部撤去したいということで考えております。箱型ブランコが8個、それからリング型のブランコが4個ということで、計12個のブランコについては1,000万円の中で、金額にしますと大体50万円ぐらいですけれども、これを撤去したいと思っております。以上です。 ○議長(大里恭司君) 教育次長はいいですね。(「結構です」の声あり)  ほかにございませんか。齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) 46ページの保健体育費体育施設費に関連しまして質問させていただきます。  今回、平成19年に開催されます第62回国民体育大会の卓球競技開催の決議を議会に要請されております。さきの議会運営委員会でも議論いたしましたが、この体育施設、記念スポーツセンターを利用する等々について、どうも納得がいかない。卓球競技を行うには、体育施設記念スポーツセンターをそのまま利用できるが、開会式を行うには観客席の確保が必要で、その改修費には億単位の金額がかかる。二、三時間の開会式に1億数千万円かけるという。市民が日常使う体育施設等でも、財政多難な折、効率的に使うことが求められている時代に、市長もお考えが同じだと思うんですが、こういう投資には市民の賛同は得られないと思います。何かうまい方法はないものか。ないからといって、決議しないというのもつらいところもあります。もう一度、卓球競技の開会式に対する記念スポーツセンターでの開催について、市としての考え方を伺います。 ○議長(大里恭司君) 教育次長。 ○教育次長(湯澤 勉君) 実は平成7年に、19年国体の卓球を鹿角市でということで引き受けて、その経緯を受けまして現在まで参っております。1,800人からの役員あるいは選手団が入ってきます。現在のスポーツセンターでは、入場時に、たとえ半分のロールバックスタンドを出しても、なお足りないと。つまり1,000のロールバックスタンドを半分出して500、そのほかに残っているスタンドは300しかございません。800しかないわけです。では、ステージの上のスタンドを出すかと。400ぐらいあるそうなんですが、これは大会役員あるいは関係者等がそこに座って開会式を挙行していくということになります。そうすれば1,700から1,800の観客席の確保がどうしても困難だということで、今回の増改築をお願いすると。ただ、開会式のときは1,800人ぐらいのあれが必要だが、では試合が始まったときはどうなるのかと。実はロールバックスタンドは使われません。そうすれば、残っているのは西側2階にある300のスタンドしかございません。そうすると、応援団、選手方が自分の対戦相手等の試合を見ながら、士気を高めながら次の自分方の試合に臨んでいくという場所がなくなります。したがって、その不足する分はどうしても、開会式時だけではなく、応援団、観客の方々のためにも、あるいは選手方のためにも必要になってくると。下のフロアには10面の試合場をつくります。そうすることによって、あそこでは立ち見の場所もなくなってきます。  そういうことで、今回増改築が必要だということでありますので、その増改築に当たっては、私どもは最小限の人数、観客席、あるいは開会式時で選手の方々が座れるような席が何ぼになるのかということ、それから何ぼ経費がかかるのかということも含め、最小限の経費で増改築をして、来た応援団あるいは観客の方々に満足していただくための一つの増改築と考えていただければいいし、その後、その施設を有効に使えるような、例えば何かイベントがあったとき等もロールバックスタンドを使わないでもできるようなことも可能になってこようかと思います。最小の経費で効果を上げていくということで、できたものに対してはそれを有効に使っていこうと私ども考えております。決議とこの増改築とくっつけて考えれば、県の国体の決議については、競技を行う団体の議会の決議は12月にいただいて、そしてそれを全部まとめて2月の定例県議会にかけて決議していただいて、それを受け、国の方に手続をとっていくという段取りになっていますので、スケジュール的なこともあるし、今回議会の方に決議をお願いしたという内容ですので、どうぞご理解のほどをお願いしたいと思います。 ○議長(大里恭司君) 齋藤君。 ○17番(齋藤啓一君) 確かに国体の誘致については、だれしもが反対ということはないと思います。しかし、こういう時世に、だからといって何ぼかけてもいいという議論はないと思いますし、今次長が言われるように、最小限度に最大の効果、これが一番そうだと思います。  先ほど、1,800人の方が開会式に来る、それはわかりました。しかし、卓球競技になりますと1,800人とはならないとも思います。人数は減ると思います。また、国体が終わった後に1,800人利用するといっても、文化会館の観客数を積算した事例にもあるように、鹿角市の場合は1,800人集まるというのはなかなかないと思います。ですから、それを利用するというのは、なかなか難しいのではないかと思います。  私は、この平成19年度の国体決議で、私の考え方では、多分8月、9月ごろの夏場に開会式が行われると思いまして提案いたしたいと思います。開会式を、鹿角市が誇りとする陸上競技場で開催することができないか。決議案の文章を見ますと「鹿角市は、美しい環境のもとでそれぞれの世代が豊かさを実感でき、生き生きと活躍できる社会を目指している」と書いてあります。私は、このにわかづくりの狭い、狭くないようにするとは思いますが、そういうスポーツセンターよりも、緑に囲まれた鹿角市の美しい自然が堪能できる陸上競技場こそうってつけだと思います。来年早々、全日本卓球連盟の役員が来られるようですが、ご相談できないものか。そして、この投資に対して、市長ご自身はどのようなお考えを持っているのか伺います。 ○議長(大里恭司君) 市長。 ○市長(佐藤洋輔君) 齋藤議員が言われたように、1日の開会式のためにということであれば、やはりそういう多額の金を使うということは考えなければならないのではないかと思っています。実は、去年東北の国保の大会が当市でありまして2,000人は入らないだろうということで、場所の変更を申し入れられたことがございます。しかし、工夫をしたら、あそこに2,300人の座席を設けて大会を開いていただきました。今回も議会運営委員会では、開会式を前の日にして、そしてあそこに入って開会式をやって、競技だけやっていただいたらという案があったそうで、それはいい考えだなと私も思ったんですが、実は競技をしているときでも応援団とか、いろいろなお客さんで1,000人ほど入るのではないかという去年の宮城国体の例があったそうでございます。教育委員会と話をして、あす、あさってに県の教育委員会ともお話しするでしょうし、それからまた今言われたように、来年の春早々には全日本の役員が来るということでお話しするようであります。次長が言われたように、最小限の経費で、来たお客さんにも喜ばれるような大会のために、私ども全力を尽くしてやりたいと思っておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。(「わかりました」の声あり) ○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。豊田君。 ○18番(豊田重美君) 教育費の学校管理費でお尋ねしたいと思います。  この中の13節、中学校にも書いてありますけれども、学校備品購入費で1,600万円計上されています。この内容をお知らせください。 ○議長(大里恭司君) 教育次長。 ○教育次長(湯澤 勉君) 44ページの1,600万円の内容ですね。(「はい、そうです」の声あり)これは、二中のグランドピアノ1台、それから木造の生徒の机、いす508脚分1,420万円を予定しています。二中のグランドピアノについては、財源としては寄附金として300万円あれされている財源を150万円充当して180万円のものを買うという予定でいますので、よろしくお願いします。 ○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。宮野君。 ○1番(宮野和秀君) 直接は関係ないんですが、42ページの上から2番目なんですが、これは旧住宅の解体工事だそうです。旧住宅の解体に伴いまして、先月29日ですか、瀬田石の不法投棄問題がありまして、産廃物の不法投棄の疑いがあるということで書類送検されたようです。これに伴いまして内容を調べてみたら、解体の廃残物だと聞いております。その業者は、あえて名前は言いませんけれども、この解体にも入っているのか。また、市でもその業者の何らかの工事を請け負って、例えばヘドロまたはコンクリートの廃材に関して捨てた経緯はないのか。あと、これは非常に難しい環境問題でかなり重要視されていますけれども、それについて市ではどこまで把握しているのか、今後どういうふうに対処するのか、ちょっとお聞かせ願います。 ○議長(大里恭司君) 都市建設部長。 ○都市建設部長(田村秀一君) 先日新聞に載っていた、検察庁に書類送致されたということでございます。新聞報道に基づいて、直接私の方も本人に確認させていただきました。要するに、不法投棄ということで自分の土地に穴を掘って、そこへ全部埋めて土をかぶせたということではないようです。資材置き場としてきちっとした手続をして、材料置き場として使っていたところへ一時その廃材を置いていて、期間が長くなったということで不法投棄の扱いになったと聞いております。ある程度の量がたまったら、それを持っていこうということのようですが、その辺は警察の方の解釈で不法投棄という判断をされたということでございます。  それから、その不法投棄の中に市の工事等のものがあったかどうかということですが、土木業者として市の工事も行っていますが、市の工事で出た廃材をそこに捨てたという事実はございません。  それから、その後の処理をどうするのかということですが、市といたしましては、書類送致された時点で、まだ検察庁の処分が出ていないわけですが、そういう事実があったということを深く受けとめまして、この件については月曜日の指名調整会議で早速検討させていただいて、やはり不法投棄での書類送致そのことが業者としてあるまじき行為だろうということで、1カ月の指名停止処分をさせていただきました。処分は以上です。  それから、今回の42ページの中の解体工事費にその業者が入るのかどうかということですが、これは現在予算をお願いしている段階で、まだ業者にどなたが入るかというのは決まっていないことですので、ご理解いただきたいと思います。以上です。 ○議長(大里恭司君) 宮野君。 ○1番(宮野和秀君) 勉強不足でどうも済みません。ただ、一つだけ、市の工事の場合に、今土木の方と、それから環境を担当しておられる市民福祉部の方で、例えば産業廃棄物、投棄物が工事で出てきたという場合には、何かの横のつながり、連携を持って対処しているのか。また、建設部は建設部で対処するのか。そこいらをちょっと教えてください。
    ○議長(大里恭司君) 都市建設部長。 ○都市建設部長(田村秀一君) 私どもの方の工事関係で産業廃棄物が出てくるという場合には、設計の中で当然廃棄物処理の諸経費を組み込んで発注しているわけですので、それらが成果品としては、産廃業者が持っていったという書類が当然最後についてくるわけです。そういうもので、私ども管理させていただいています。直接市民サービス課の担当に、こういう工事でこういうものが出ますよという横の連絡は一切いたしておりません。 ○議長(大里恭司君) 宮野君。 ○1番(宮野和秀君) しつこいようですが、もう一つだけお願いします。  それはわかりました。マニフェストをもらって、じかに建設部の方でやっているということで理解しました。  あともう一つは、不法投棄の疑いがあるということで、今書類送検になっているわけなんですが、直接の環境担当の部長に伺いますけれども、市としてはどのようなとらえ方をしていますか。 ○議長(大里恭司君) 市民福祉部長。 ○市民福祉部長(石坂光男君) 不法投棄の連絡がありますと、私方でも調べますけれども、警察と連携をとって、その投棄者を探すということをいたしております。 ○議長(大里恭司君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  次に、議案第80号から議案第82号までの特別会計等補正予算3件について質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(大里恭司君) ないものと認め、質疑を終結いたします。 ──────────────────────〇─────────────────────     日程第8 議案及び請願・陳情の付託 ○議長(大里恭司君) 次に、日程第8、議案及び請願・陳情の付託を行います。  議案第76号から議案第82号までの7件並びに陳情5件につきましては、お手元に配付しております議案及び請願・陳情付託表のとおり、それぞれ所管常任委員会に付託し、審査をお願いします。  明5日から11日までは、議案調査及び休日のため、本会議は休会いたします。  以上をもちまして、本日予定いたしました議事日程は全部終了いたしました。ただいまの時刻をもって散会いたします。     午後2時00分 散会              平成13年 第6回鹿角市議会定例会                議案及び請願・陳情付託表                              (平成13年12月4日提出) 1 常任委員会  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓  ┃委員会名 │      付託内容                         ┃  ┠─────┼───────────────────────────────────┨  ┃総務財政 │議案第76号 鹿角市議会議員及び鹿角市長の選挙における選挙運動用自動車の┃  ┃常任委員会│      使用の公営及び選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の┃  ┃     │      一部改正について                     ┃  ┃     │議案第79号 平成13年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)中       ┃  ┃     │       条文                          ┃  ┃     │       歳入全款                        ┃  ┃     │       歳出 2款総務費                    ┃  ┃     │陳情第5号 国による市町村合併の押し付けに反対する意見書採択に関する陳┃  ┃     │      情                            ┃  ┃     │陳情第6号 地方交付税の削減に反対し、地方税財源拡充を求める意見書採択┃  ┃     │      に関する陳情                       ┃  ┠─────┼───────────────────────────────────┨  ┃教育民生 │議案第77号 大湯ストーンサークル館条例の制定について         ┃  ┃常任委員会│                                   ┃  ┃     │議案第79号 平成13年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)中      ┃  ┃     │       歳出 3款民生費 4款衛生費 9款消防費 10款教育費  ┃  ┃     │議案第80号 平成13年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) ┃  ┃     │陳情第3号 地域事情を配慮して、秋田県独自に30人学級を実現する年次計┃  ┃     │      画の策定を求める意見書の提出を求める陳情         ┃  ┃     │陳情第7号 少人数学級の推進、地方税財源・教育予算の拡充および義務教育┃  ┃     │      費国庫負担制度堅持について                ┃  ┠─────┼───────────────────────────────────┨  ┃産業経済 │議案第79号 平成13年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)中      ┃  ┃常任委員会│       歳出 6款農林水産業費 7款商工費           ┃  ┃     │          11款1項農林水産業施設災害復旧費         ┃  ┃     │陳情第4号 労働者の雇用、失業、中小企業対策の強化を国に要請する「意見┃  ┃     │      書」採択の陳情                      ┃  ┠─────┼───────────────────────────────────┨  ┃建設水道 │議案第78号 鹿角市下水道条例の一部改正について            ┃  ┃常任委員会│                                   ┃  ┃     │議案第79号 平成13年度鹿角市一般会計補正予算(第6号)中      ┃  ┃     │       歳出 8款土木費                    ┃  ┃     │議案第81号 平成13年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第3号)  ┃  ┃     │議案第82号 平成13年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第3号)    ┃  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛...